コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

【なまラッコラボ】Summer Frame 7

Summer Frame(サマーフレーム)は、夏の景色をフレームに切り取った、イラストとコトバのスクエア・アルバム。どこかの海、どこかの山、どこかの夏。思い出と幻想がひとつになって生まれた「Summer Frame」全15フレームを、どうぞごゆるりとお楽しみ下さい。

 

 

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「うおーっ!」という勢いで山を下りてきたのは、雲のやまもっくん。山のあちら側で生まれ、もくもっくん、もくもっくんと仲間をふやしながら頂上まで登って来た。これからすべり台のような斜面を下って、山の勢いを借りて、夏の海の上に一気に昇ろうとしている。海から吹く風は強く、やまもっくんの気合も十分。さあ、山を越え空へ!

 

海風は打ち寄せる波のごとく、やまもっくんを風に巻き込み、もみくちゃにする。ぐるぐるぐるぐる。自分のつけたスピードと相まって、ここが上やら下やら、分からないままに進めるだけ進む。分散、集合、圧縮、上昇! ふわり、、ヒュウゥーン、、どこかへ抜ける。下には、大いなる海。遠くに島。登った山。上には、とりわけ何もない。

 

ここが空。海の上の空。やまもっくんは羽を伸ばすように雲を伸ばす。自分のすき間を、潮の匂いのする風が通ってゆくのを感じる。トンビが飛行機のポーズで風に乗っている。どうして形を変えずに飛べるのだろうと、やまもっくんは不思議に思う。雲でトンビの真似をして、お次は飛行機と姿を変えながら、青き空の遊覧飛行はもくもくと続く。

 

 

 

 

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本日の一曲『 ルビーの指環 』

ルビーの指環 1981

ルビーの指環 1981

  • 寺尾 聰
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

歌詞をご存知の方はお気づきだろう。この曲の出だしは「くもり硝子」、今回のサマーフレームの主題は「雲」。「くも」一致の選曲である。寺尾聰さんの抑揚の少ない低音が、つき放すようで離れきれない男心(?)を歌う。歌詞のドラマと歌い方のドンピシャ感がとても好き。低音すぎて自分では歌えないけれども。