コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

【なまラッコラボ】Summer Frame 4

Summer Frame(サマーフレーム)は、夏の景色をフレームに切り取った、イラストとコトバのスクエア・アルバム。どこかの海、どこかの山、どこかの夏。思い出と幻想がひとつになって生まれた「Summer Frame」全15フレームを、どうぞごゆるりとお楽しみ下さい。

 

 

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ここに一組のカップルがいる。すんなりした茎に水玉を飾る「水玉植物」のカザオとウットリコである。カザオは少々キザな男で、お洒落のためならば苦労もいとわない。今朝も長身を生かした三つ玉飾りで(ほんとうは二つでせいいっぱいなのだが)、ウットリコに良いところを見せようと頑張っている。髪も少し前に流して、スタイリングはばっちり。

 

「なんてハンサムなのかしら、この人」と、ウットリコはカザオにうっとり見とれている。欲張りすぎた水飾りのせいで、カザオが前に傾いていることには気づいていない。「こんなステキな人と一緒にいられるなんて。」そう心で呟きながら、背筋の伸びる思いで立っているウットリコを、実はカザオも「なんと真っ直ぐでステキな人だろう」と見つめている。

 

二人は相思相愛。飾った水玉が互いにリンと響き合う。格好をつけて身に着けた三つめの玉は、もうすぐポタリと地面に落ちるだろう。そしたらカザオも背筋を伸ばして、エヘヘと笑ってポーズも忘れる。「まぁ彼って、照れた笑顔がとってもキュート。」ウットリコはカザオに新たな魅力を見出し、キョトンとしているウットリコに、カザオは唯々笑いかける。

 

 

 

 

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本日の一曲『 バラは枯れても(カサノヴァ・夢のかたみ) 』

バラは枯れても

バラは枯れても

  • 宝塚歌劇団・紫苑ゆう & 白城あやか
  • J-Pop
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

1994年に上演された宝塚歌劇団・星組のミュージカル作品「カサノヴァ・夢のかたみ」の中の一曲。当時の男役トップは紫苑ゆうさん、娘役トップは白城あやかさん。18世紀のイタリア、ヴェネツィアを舞台に、恋多き男ジャコモ・カサノヴァと、ルイ15世の公妾ポンパドゥール夫人の恋を描いた作品(設定はフィクション)。

 

個人的好みでは、宝塚のベストカップル賞。歌もダンスもお芝居も、お二人の息の合い方が素晴らしい。この作品では、紫苑さんの情熱的且つ大人な佇まいと、白城さんの王妃的雰囲気が見事にハマっていて、周りを囲む方々のキャラクターもしっくり来る。衣装も音楽も豪華で楽しく、恋物語は熱くも密に、控えめに。アッディーオ、ヴェネツィア!