コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

初夏の緑のピーマンを、梅の酢味噌で炒めて食べる。

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パーマンの次に当たるピーマンがやって来た。今の時代、パーマンを知る人がどれだけいるのか分からないが、とにかくそのマスクとマントを着けた少年ヒーローではなく、緑色の野菜、ピーマンの方がわが家にやって来たのだ。先日のサヤインゲンと同じく、同居人のなまこさんが知り合いから分けてもらった旬のピーマン。どうもいらっしゃい。

 

緑の野菜の中でもとりわけ緑の味がするピーマンを、嫌いという訳ではないけれど、手放しで大好きとも言えない。生の時はやや青さが強いし、ラッコにとっては、多少苦みのある野菜。それを美味しく食べるには、どうやって調理するのがいいだろう。家にある材料を頭に浮かべて考えたところ、いつもながらシンプルな料理に変身した。

 

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ピーマンと大葉と挽肉の梅味噌炒め

ニンニクの香りを出した油で、ひと口大のピーマンを炒め、しんなりしたら挽肉を入れて更に炒める。火が通ったら塩胡椒、梅味噌と味噌と砂糖を入れて、細かく切った大葉も加えて混ぜる。よく炒め和え、最後に一味をパラッとして出来上がり。梅味噌は、この間「梅の味噌漬け」を作った時の副産物。ちょっと酢のきいた、甘みのある梅風味の味噌である。

 

ピーマン料理を考えて最初に思いついたのは、ピーマンの肉詰め。ただ、肉詰めは食べる時にかぶりつかなくてはならないし、手間も難易度もあるしでスルーした。と、スルーしたアイディアに見逃せない要素が。それはピーマンと挽肉の組み合わせ。一緒に食べるとジューシーで美味しい。そうだ、何も中に挽肉を詰めなくても、普通に炒めればいいじゃないか。

 

それで完成したのがピーマンの梅味噌炒め。よく炒めたピーマンは、苦みが甘みに変わったように食べやすくなった。香ばしさも加わり、肉厚なシシトウといった感じ。味噌と挽肉とニンニクでこってり、大葉と梅の風味でどこか爽やかな料理だった。その日はやたらと白いご飯が進み、これならピーマンもいっぱい食べられると喜んだ。

 

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ピーマンの梅味噌パスタ

梅味噌炒めが少し余ったので、次の日、その残りを使ってパスタを作った。みじん切りにした人参と玉ネギを加えてかさ増しし、見た目も少し華やかに。あんなにグリーンなピーマンが、火を入れると地味色になるから不思議だ。味付けは、元の味噌味に醤油と合わせダシを加えた。和風のパスタなので、最後に菜種油を回しかけて出来上がり。

 

これはまたこれで美味しかった。味噌の塩と甘味の具合がちょうど良い。挽肉のコロコロした感じが、遠くにミートソースの雰囲気を醸し出す。そしてピーマン。梅味噌炒めもそうだが、ピーマンってこんなに旨味があったっけ?となる。油との相性、お肉との相性。食べ方によって、随分印象が変わる野菜だと思った。

 

夏の初めにピーマンが来てくれて良かった。これからが盛りの野菜、今後は自分でも手に取りたい。パーマンの歌にあったように、ピーマンと友達になれそうだ。もしや呼んだら飛んで来てくれるかもしれない。爽やかな緑の笑顔で、赤いパプリカを引き連れて。

 

 

梅味噌はこちらからやって来た↓↓

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本日の一曲『 きてよパーマン 』

きてよパーマン (カバー)

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  • 岡崎裕美 & 森の木児童合唱団
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

藤子・F・不二雄原作のアニメ「パーマン」のオープニングテーマ。藤子不二雄さん関連のアニメには、子供の頃ほんとうにお世話になった。どれを思い出しても「あー見てたなー」と楽しい気持ちになる。パーマンのかぶっているマスクは、なんだか洗面器を逆さにしたみたいな形だなと思っていた。目のキョロッとした愛らしいヒーローである。