コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

梅味噌と梅醤油は、やんごとなきカリカリ梅であった。

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梅がうめえのよ。カリカリ梅を食べると大体こんな感想を抱く。塩っ気のある味と酸味とカリカリの食感が、ラッコから「うめえ」の言葉を引き出すのだと思う。梅関連の記事として、梅の収穫失敗したカリカリ梅での梅肉ペースト作りと書いてきたが、ここへ来てようやくカリカリ梅、もとい「カリカリした梅」の話を書くことができる。感動もひとしおだ。

 

上の写真は、同居人のなまこさんが漬けた梅味噌である。何日か前に、梅味噌についての記事を本人も書いていた。それによると、この梅味噌は、青梅と味噌と砂糖を1:1:1で漬け込んだものらしい。時々混ぜながら2週間近く馴染ませたもので、出来上がったら自然とカリカリ梅になっていたそうだ。たしかに齧ったらカリッという小気味よい音がする。

 

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色々と調べて漬けたカリカリ梅は失敗し、手軽に試した梅味噌がカリカリ梅になった。なんとも皮肉な話である。まぁこちらとしては、好みの食感に仕上がってくれて嬉しいばかり。酸味と甘みのある味噌味のカリカリ梅は、疲れた時にも良いし、お茶のお供としてもよく合う。なまこさんも書いているが、梅は割ってから漬ける方が渋味が残らなくて良いようだ。来年はわが家で「梅割り1000本ノック」が見られるかもしれない。

 

そうそう、梅を漬けていた味噌は、梅の成分(果汁?)が溶け出したのか、爽やかな酢味噌になっていた。豆腐やサラダのドレッシングとして早速活用している。野菜の味噌炒めに入れても美味しかった。気まぐれに収穫した梅が、こんなにいろんな形で食卓に登場するとは。梅もちぎってみるものである。いや、ちぎらせてもらったに他ならないのだが。 

 

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こちらは梅醤油。青梅を瓶に詰め、浸かるほどの醤油を入れて1ヶ月待ったもの。なまこさんが調べたところ、梅の上部を切って漬ける方が良いとのことで、このような形になっている。なぜ切って漬ける方が良いのか尋ねたら、なまこさんは「そう書いてあったから?」とお答えになった。つまり、なぜかは分からないが切って漬けたのである。きっと何らかの効果があったのだろう。そういうことにしておこう。

 

梅味噌と同様、梅醤油も見事なカリカリ梅になっていた。塩系の味だけあって、これぞカリカリ梅という感じがする。渋味は抜けていて、豆っぽい醤油の風味が梅に滲み込んでいる。カリカリ噛みながら、実の酸っぱさと醤油の香ばしさを味わうのが楽しい。これはビールのアテになりそうな味だ。お茶うけにも、焼き飯に刻んで入れるもよし。梅醤油バンザイ。

 

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漬けた醤油も、それは良い味になっていた。さっぱりした梅味の醤油は、夏ならやっぱり冷奴に合うだろう。先日作った梅肉ペーストと合わせたら、梅足す梅で梅うめえに決まっている。漬けた方と漬けられた方の両方が味わえるとは、作るまで知りもしない喜びだった。ラッコに梅をちぎってみたらと勧めた母も、たくさん梅を漬けたらしい。一年に一度の梅祭り。失敗しつつ、学びながら、季節の恵みを噛みしめる。カリカリカリッと小気味よく。

 

本日の一品 『 ヒナまつり(アニメ) 』

今日は夏至の日。一年で一番昼が長い日らしい。特に何もする予定がないので、わが家は梅祭りで行かせてもらう。そして祭りと言えば、最近観ているアニメ「ヒナまつり」が面白い。新田なる男の家に突然現れた、超能力者の少女ヒナ。マイペースなヒナに巻き込まれていく新田と、同じく巻き込まれる周囲の面々。コメディながらほっこりと、時に切ない物語。夏至の夜も、笑ったり泣いたり忙しい。