コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

紫陽花は梅雨を喜び、ラッコは雨ベキューを喜ぶ。

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雨の日にできること。それは軒下のバーベキューである。まだ涼しい梅雨の季節なら尚更、庭先でのバーベキューが楽しい。家の軒下、車庫のルーフ下、ベランダの屋根の下。とにかく雨が避けられて、風が抜けて、周囲の安全が確認できる屋外であれば、家から数歩のところで焼肉パーティーができる。しとしと降る雨の音を聞きながら。

 

ちょうど去年の今頃、同居人のなまこさんと雨の日バーベキュー、略して「雨ベキュー」を決行した。使い捨てのインスタントコンロを買って、ちょっとした野菜とお肉を準備しての炭火焼きパーティー。もちろんビールを相方に。場所は庭にある車庫のルーフ下。夕暮れから始めて3時間ほど、夜になっても家の明かりがあるので困らない。忘れ物があっても取りに行けるし、トイレもすぐそこ。意外と快適な雨ベキューなのだ。

 

お隣さんとの距離は結構近いものの、雨の夜で窓は閉まっていて、やはり雨のおかげか煙や匂いもなんとなく控えめ。そもそも、夏は外でバーベキュー!みたいな土地柄のため、こちらもそれほど気を遣わずに済む。インスタントコンロの火が燃え尽きるまで、静かな雨の中、のんびり和やかに炭火焼きを楽しむことができた。 

 

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ひとつ前に住んでいた家でも雨ベキューをしたことがある。そちらの家には、庭に出る所に1.5畳ほどの長めの軒があった。下はコンクリートで出来ていて、とても快適にバーベキューをすることが出来た。その頃はまだ七輪が家にあり、二人で丸い七輪を囲んでの炭火焼きだった。使い捨てコンロとは違って、時々炭をくべながらの食事。赤い火を眺めつつ、ボッボッボッという炭の音に耳を澄ませると心が落ち着いた。

 

いやしかし、何度かやったうちの一回は、心が落ち着くどころではなかった。あれは台風の日。台風が来そうな日の夕方に、どうしてか始めてしまったバーベキュー。直撃コースでもないし、時間的にもまだ大丈夫だろうと踏んで始めたら、雨と風の到着は予想よりも早かった。のんきに焼肉を突いている我々の、1.5畳のスペースに、じわっ、ふわっと雨風が侵入してくる。これ、大丈夫か?

 

そう思っているところにピリリッと電話が鳴った。なまこさんの携帯に、ご両親から「台風大丈夫?気をつけなさいよ」の電話。まさか今この時、庭で焼肉してますとはとても言えない。「まだ風も全然だし、大人しくしとくねー」と奇跡の返答をして通話を終えるなまこさん。その後も、雨に押されて七輪ごとジワジワ後退しながら、出来るところまで雨ベキューを満喫した(その後は部屋で大人しくしてマシタ)。

 

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今回の紫陽花の写真は、昨日、雨上がりの散歩中に撮ったもの。道に咲く紫陽花たちは、雨に濡れて生き生きと輝いていた。青にピンクに紫と、暗い空の下の、色とりどりの梅雨の華。よく見れば草の中にはキノコが生えている。雨好きの妖精が通った跡かもしれない。前の家の庭にも、雨の時季にキノコの輪ができていた。そんな時はなまこさんと、ハチミツや砂糖を葉っぱに乗せて庭に置いた。たとえ妖精がいなくてもアリたちは喜んだだろう。

 

雨の日の過ごし方としては、家で読書や映画観賞が楽しいけれど、家のそこら辺で出来る雨ベキューや雨上がりの散歩もなかなか良い。そういえば子供の頃は、紫陽花のように、雨に濡れるのが好きだった。大変だー!とか言って土砂降りの中を走る時、実はちょっと濡れて嬉しいと思っている。フランスの人たちがあまり傘を差さないのは、もしや純粋な子供心?

 

 

なまこブログ記事、冬の雨は別物↓↓

www.namako.blue

 

本日の一品 『 コールマン パックアウェイグリルⅡ ブラウン 』

次に屋外用のバーベキューコンロを買うなら、このコールマンの丸形グリルなんていいなと思っている。コンパクトに折りたたむことができる上、収納ケースも付いていて持ち運びがラクそう。焼面サイズは約28cmで、二人でやるなら十分な大きさ。色も好み。テーブルトップでも使えるとのことで、高さも良さそうだ。まぁ持ち運びと言っても、基本は家の前だけど。

 

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