コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

大蒜と書いて「ニンニク」と読むらしい、ガーリックな話。

ninniku-garlic

 

窓辺に吊るして魔除け、昼間に食べたら人除け、になりそうな、ニンニクの頂き物をした。畑で育て、収穫し、干し終えたものが届いたので、こちらですることは食べることのみ。ニンニク大好きのラッコとしては、躍り上がって喜ぶくらいに嬉しい。なんなら両手にニンニクを持ち、ニンニクッ、ニンニクッと家の中でパレードしたいところだが、ネコたちも、同居人のなまこさんもついて来てくれない気がする。

 

いつだったか、とあるパウチ食品の表示ラベルに「大蒜」と書かれているのを見た。この原材料は何ぞやと思い、ネットで調べてみようとパソコンに向かった。向かったはいいが、よく考えると「蒜」という漢字の音読みも訓読みも知らない。「大蒜」を検索しようにも「蒜」の漢字が打てないのだ。あ、そうそう、こういう時に便利なのは、手書きで文字を入力できるWindowsのIMEパッド。えーと確かタスクバーの中に、、

 

ニンニク料理といえば、餃子!

www.racco.blue

 

あ、あれ?最近使ってないから出し方忘れた。。家には辞書もないし、この「草かんむりに示が二つ」の漢字をどうやって調べたものか。ん?草かんむりに示が二つ?そうだ、これをそのまま打って調べれいいのでは?相手は天下のグーグルさん、きっと何らかの情報をもたらしてくれるはず。「草かんむりに示が二つ」っと。あ、出た出た。

 

ずらりと並んだ検索結果の最初のものを開く。どうやらラッコと同じ疑問を抱いた人たちがいたらしく、ヤフーの知恵袋に似たような質問がいくつかあった。なになに、この「蒜」の読みは「サン・ひる・のびる」で、「大蒜」だと「にんにく」。あっ、もう大蒜の答えまで出てしまった!いやありがたいけども。なんでもニンニクの古名「大蒜(おおびる)」に「にんにく」の読みを当てたとか。そうか、ニンニク。こんな漢字だったとは。

 

pasta-aglio-olio-peperoncino

 

パルメザンチーズと黒胡椒のペペロンチーノ

ラッコも黙るパスタ料理「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」。つまり「ニンニク・オリーブオイル・唐辛子」があれば作れる、シンプルで美味しいパスタ。以前読んだ食べものエッセイで、パルメザンチーズを使ったペペロンチーノが紹介されていた。いわゆる粉チーズのパルメザンチーズではなく、イタリアのパルミジャーノ・レッジャーノを使って作るのがミソであると。

 

なまこさんとワインパーティーをする時に、薄くスライスされたパルミジャーノ・レッジャーノの小袋を買って来る。わが家ではワインと共に、たまのゼイタク的に頂くのだが、その小袋を丸々使って、上のペペロンチーノを作ってみた。オリーブオイルでニンニクと唐辛子をじわじわ炒め、香りを出したところでパスタの茹で汁を入れ、乳化させる。麺を入れ、刻んだパルミジャーノ・レッジャーノを和えたら、最後に黒胡椒で出来上がり。

 

イタリアのハードタイプチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」

 

これがとても味わい深い。たっぷり入れたニンニクと、唐辛子の香ばしさ。パルミジャーノ・レッジャーノの独特のコクと塩味。オリーブオイルが全体をまとめて、シンプルなのに、静かに美味しい。日頃のパスタは具だくさんだけれども、こんな食べ方もいいなと思わされる料理だった。ペペロンチーノは、イタリアでは家で食べるものと聞く。日本ではお茶漬け、いやもうちょっと手がかかるから、焼き飯あたりか。

 

頂いたニンニクの山はすぐになくなりそうだ。こうしてパスタや炒め物、以前記事にした「ジャガイモの焼いたの」などにして、あっという間に消えてしまうだろう。匂いの少ないタイプだと聞くと、つい使うスピードも加速する。次の日に人と会う予定がなければ、ホイル焼きなども魅力的だ。アーリオ、大蒜、ガーリック。やっぱり漢字の「大蒜」が一番覚えられない。何回見ても「だい、、なんだっけ?」となる。