コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

失敗したカリカリ梅をリメイク!甘じょっぱい梅肉ペースト。

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失敗はリメイクのためにある。誰かそんな格言を言ってくれないだろうか。先日の記事「青い梅の実る季節、そして梅雨の季節。」で、同居人のなまこさんと収穫して漬けたカリカリ梅が、なぜか上手くカリカリにならなかったことを書いた。なまこさんも自分のブログで書いていたが、「一番簡単で失敗のなさそうな方法」で作ったカリカリ梅が、見事なフニフニ梅に仕上がった。それが上の写真の青梅、総量1.5kg也。

 

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フニフニ梅になったとはいえ、見た目は美味しそうな感じ。どれどれひとつ味見をと、柔らかい青梅を口に含んでみる。もぐもぐ、、すっぱ!青梅の目の覚めるような酸っぱさに驚き桃の木、いや梅の木である。今まで、梅干しは紫蘇との兼ね合いで酸っぱくなるのだと変な誤解をしていた。違う、梅干しは梅だから酸っぱいのだ。このフニフニ梅を食べて初めて気がついた。

 

カリカリ梅の予定だったので、酸味以外の味はしっかりした塩味。なまこレシピを見ると焼酎も入っているらしい。梅は水に漬けてアク抜きし、えぐみが出ないようにヘタも取ってある。けれどそれでも、青梅のたくましさか、まだ実にはえぐみが残っているようだった。さて、このままフニフニ梅として食べるか、どうするか。

 

ブレイブハートななまこさんは言った。「リメイクだ!」どうもカリカリにならなかった時点で心は決まっていたらしい。「フニフニになったならもう漬けた意味がない!」とまで断言し、早速リメイク法をお考えになった。「とりあえず『梅干しもどき』にする」がなまこさんの最初のアイデア。すぐ下の写真が、天日で2日干したフニフニ梅である。

 

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これは10粒くらいのお試しだった。どうせフニフニだし、梅干しもどきにしてみるのもいいかと考えてのことで、結果はまぁ、干されたフニフニ梅。すっぱ!そして変わらずのえぐみ。うーむ。もっと劇的な変化を加えた方が良さそうだ。そこでなまこさん、最初からリメイク法として頭にあったという「梅の甘露煮」にトライすることにした。これは残りの梅のほとんどを使っての挑戦。ひゅう~、ドキドキするぅ。

 

ということで、まずフニフニ梅を半日水に漬けて塩抜きする。グラニュー糖と少量の水を鍋に入れて弱火で溶かし、そこに塩抜きした梅を入れてコトコト煮る。よし、梅の甘露煮、完成!では味見をば。もぐもぐ、、う、うーーん、、たしかに甘くなってるけど、梅の奥のえぐみが気になる。。全体に甘さを行き渡らせるにはもう、梅を崩して「梅肉ペースト」にするしかあるまい。

 

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はい、出来たものがこちら。グラニュー糖のシロップから梅を一旦引き上げ、種から実を外し、包丁で細かくした後に再度シロップで煮詰めた「梅肉ペースト」。収穫→カリカリ梅→フニフニ梅→甘露煮からの、梅肉ペースト。思えば長き道だった。おそらくこれ以上のリメイクはもう、、ではお味見、いただきます。

 

パクッ、、お、これはいい!美味しい!ようやく出た、美味しい!あぁ良かった、終着点。これで梅もなまこさんも報われる。味は、少しだけ塩くて甘い。甘じょっぱいが丁度当てはまる梅肉ペースト。実を外して甘く煮たからなのか、不思議ともう、えぐみも感じられず、青梅の酸っぱさは爽やかさに変わった。涼しく夏を越せそうな味。とてもいい。

 

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梅風味のサラダ素麺

わが家で作った梅肉ペーストは、塩の味があるので梅ジャムとは違う。そのまま食べても旨みがあって本当に美味しいのだが、こうして料理にも使える。「梅風味のサラダ素麺」は、茹でて冷やした素麺を、梅肉ペースト入りのドレッシングで和えたもの。ドレッシングは、醤油・だし醤油・酢味噌・塩胡椒・オリーブオイル等を合わせて作った。具材はキュウリの他に、玉葱と人参とゴーヤとパプリカの酢漬けが入っている。

 

手作りってゼイタク、とつくづく思う。このサラダ素麺にしても、ドレッシングや酢漬けは家で作ったもので、梅肉ペーストもまた然り。けれど全ての素となるものは、今回の青梅のように、自然から分けてもらったもの。今日も「いただきます」と、手を合わせて言おう。

 

 

青梅を収穫した話はこちら↓↓

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なまこブログ、カリカリ梅のリメイク記事↓↓

www.namako.blue

 

本日の一品 『 ばら印のグラニュ糖 』

梅肉ペースト作りに使ったグラニュー糖はこれ。上白糖よりもサラサラしていて、粒が大きいざらめ。甘さはマイルド。この大きなバラのマークが、ザ・砂糖というイメージ。3つ4つ重ねたら筋トレできそう。お店にたくさん積まれているのを見ると、一体どこに、そんなに広いサトウキビ畑があるのだろう、と思う。ざわわである。