コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

青い梅の実る季節、そして梅雨の季節。

umenoki

 

梅の木に生った梅の実は立派である。青い葉をフサフサと茂らせた枝の途中に、パツパツの青い実がゴロゴロ実っているのだ。あぁオノマトペがいっぱい。毎年この時季、母の仕事場の敷地に植えてある梅の木が、こんな風に立派に実をつける。大きさはちょうど、大人が親指と人差し指をくっつけて「オッケー♪」した時の「丸」の大きさくらい。ちょっと持って帰ったら?と言われては、わが好奇心の手前、もいで帰らない訳にはいかない。

 

梅の実をもぐ。枝に生った実を掴んで少し捻るだけでプチッと千切れる。なんだ道具は要らないのかと、初めてのことだったので驚いた。青い梅だからカリカリ梅かな、なんて言いながら、母とラッコと同居人のなまこさんとで梅をもぎる。「ちょっとだけ」のはずが、手軽に収穫できる楽しさに、思わず大きめのビニール袋満杯に採ってしまった(主にラッコと母の仕業)。それでもまだ枝には実が鈴なりだったけれど。

 

こ、これは、やりすぎましたかね。。おそらく、いや間違いなく梅の加工を担当する、なまこさんの方をチラッと見る。「まぁ多いけど、なんか出来るでしょ」とのコメントに安心する、ただ千切っただけ星人のラッコ。「こういうものは勝負が早いからね。」なまこさんはそう言って、家に帰るとすぐに青梅の食べ方を調べていた。何ができるのかな~と、こちらはのほほんとして待つばかり。とても良いご身分なのである。 

 

umenomi

 

お皿に盛ってみた分は、持ち帰った梅の半分ほど。ほんの数分の収穫でこれなのだから、本気で採ったらすごい量になりそうだ。どうりで皆、梅酒や梅干しなど、長期保存向けの加工にする訳である。そもそも生で食べる果物ではないし、特に青い梅は、生食すると体内で毒性を帯びる成分が含まれているため、加工し無毒化してから食べるものらしい。とはいえ、生の青梅を食べようという猛者もそういないと思うが。

 

そういうことで、わが家に来た青梅たちも、なまこさんチョイスで3種類の「漬け」になったらしい。カリカリ漬け、味噌漬け、醤油漬け。どんな味になるのやら、今から楽しみにしている。つい最近なまこさんから聞いたところによると、青梅のカリカリ漬けは、なぜか上手くカリカリにならず、すでにリメイクの予感がしているとのこと。なのでそちらはどうリメイクされるのか楽しみにしておこう。

 

なまこブログ、青梅3種の漬け方↓↓

www.namako.blue

 

梅に雨で、そろそろ梅雨。某コント番組の「梅雨入り坊や」が梅雨入りを宣言する頃である。梅、桃、桜と花が咲いて、実が生って、今年はその実を頂きながら夏を迎える。「梅はその日の難逃れ」と、映画「めがね」の中でも言っていた。たぶん梅干しでなくても疲労回復に役立ってくれることだろう。梅雨時期に胃腸が弱りやすいラッコなので、今年は梅があってとてもありがたい。「蕎麦、蕎麦、梅」の食生活で、温度変化をレッツ乗り切り。

 

 

失敗したカリカリ梅はこうリメイクされた↓↓

www.racco.blue

 

本日の一品 『 めがね 』

小林聡美さん主演、2007年の映画「めがね」。南の島にやって来た都会の女性と、浜辺の宿と、そこに集う一風変わった人々。ご飯を食べて、体操をして、海を眺めて、、いつしか心が、あるべき場所に落ち着く。小豆を煮るシーンや、かき氷を作るシーン、もちろん梅干しのシーンも、個人的にはとにかく食べものに目が行く映画。もたいまさこさんのメルシー体操と、かき氷の機械を回す手つきが忘れられない。