コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

写真で7コマ物語「わさび菜とネコたち」

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晴れの日の玄関で、洗いざらしのわさび菜を見つけた、茶白ネコのコブさん。「ふむふむ、この匂いはたぶんアレだね。草。草ってやつ。よくこの家の台所で貰えるやつ。ちょっと変わった匂いだけど、これはなかなか悪くないゾ。」

 

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まずは香り、次に口先で感覚を確かめた後、そろそろ齧ってみようかなと、座って態勢を整える。コブさんは慎重派。ゆっくりな性格も相まって、いつものんびり確認しいしいお味見に入られる。基本、急がず焦らずの御方なのである。

 

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そんな事をしていると、大概、後ろからトコトコ迫ってくる足音が。コブさんも気がついたのか、ネコ耳がすっかり「イカ耳」になっている。後ろに反り返った様子は、まさに海のイカの「耳」のよう。右上に映る白い足には、気のせいか、小さな黒い斑点が付いている。

 

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ひょこっ。あ、出た。その斑点はやっぱり、白黒ネコのモッツさん。「何してるのかしら、あのヒト」と鋭い観察眼で見定めながら、静かに、迷いなく近づいて来る。モッツさんは、周りの変化や行動にはとても敏感なのだ。特に食べものセンサーは高性能。気づけばいつもそこにいる。

 

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体は小さくても「やる気」は人一倍。わさび菜という獲物を見つけたモッツさんは、迷わずモシャモシャ食べ進む。先に居たコブさんにもお構わず、尖った葉を口で掴んで、軽々とトレイから引っ張り出す。遠慮がちに食べていた茶白サマは完全に勢い負けしている。

 

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とはいえ最後は食べるのみ。はむはむ、食む食む、黙々と。縮れたわさび菜がシャリシャリと音を立てる。あのそれ、わさび菜なんですけど。ピリッと辛くはありません?陽の下で写真撮ろうと思って持って来ただけだから。サラダバーじゃないから。ほら二人とも、そろそろ引き上げるよ。

 

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わさび菜でもネコ用のおやつでも、味わっているのか、たまに目を閉じて食べている。その様子ときたら「カワイイ」以外の何ものでもない。ついニヤニヤして見てしまうが、ネコたちは目を瞑っているので、たぶんバレていないはず。2匹はこのわさび菜で、ちょっぴり大人の味を知った。なんて。

 

 

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ニンゲンはわさび菜をパスタにして頂く。ニンニクをたっぷり効かせた、ソーセージと紫玉ねぎとわさび菜の柚子胡椒ペペロンチーノ。わさび菜を入れるタイミングが少し早かったようで、思ったよりしなしなになってしまったのが反省点。味はパンチがあって美味しかった。サラダはもちろん、ラーメンにも合うピリ辛のわさび菜、面白い。

 

 

どこか「まかない飯」のようなパスタ色々↓↓

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本日の一品 『 亀田製菓 亀田の柿の種 わさび 』

なぜか赤ワインに合うお菓子、亀田の柿の種・わさび味。家飲みのワインパーティーに、お供としてよく登場する。それほど辛すぎず、けれどツンとした味と匂いがちゃんとする。ピーナッツと一緒に食べると、自然な甘味が加わってまた良い。カリカリ食べて、赤ワインを一口。チョコレートなどもあると、家飲みの首尾は万全である。

 

 

追記。わさび菜は、わさびの葉ではなくアブラナ科の野菜らしい。ピリッとするのに。個人的には、生で食べると高菜に近い味がする。