コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

「春を感じられる歌」が「春うた」であるということ。

yaezakura

 

はてなブログ『今週のお題「わたしの春うた」』に沿って、ラッコの「春うた」を3曲選んでみる。「春の歌」ではなく、あくまで「春に聴きたい歌、このうららかな気候の中で、窓を開けて、風を迎えて、その中に流れていてほしい曲」というチョイスでいきたいと思う。

 

なぜ3曲なのかは、自分でもよく分からない。3という数字が何だか春っぽく思えるからだろうか。春は3月から始まる気がするからだろうか。今はもう4月。桜の花は葉桜に代わり、その葉桜の緑も少しずつ濃くなっている。空気はすっかり、春本番の暖かさ。 

 

「Sweet Liberty/Promenade」Susan McKeown

Sweet Liberty - Promenade

Sweet Liberty - Promenade

  • Susan McKeown
  • ワールド
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

アイルランドの湿った大地に生い茂るクローバーが見えてきそうな曲。行ったことはないけれど、アイルランドと言えばシャムロック(シロツメクサ)。日本でシロツメクサを見ると、春の訪れを感じる。留学時代にCD屋で視聴して、声と曲の奥深さに惹かれて買ったアルバム「Sweet Liberty」。歌手の方については詳しく存じ上げないが、全体に渡る森っぽい雰囲気に心が安らぐ。

 

「Alma de Roca」Omara Portuondo

Alma de Roca

Alma de Roca

  • オマーラ・ポルトゥオンド
  • ワールド
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」でも知られる、キューバのオマーラ・ポルトゥオンドさんの一曲。昔、日本のテレビ番組に出演しているのを見た時、その何とも大きなエネルギーに心を打たれた。歌詞の意味が分からなくても、聴いているだけでハートが広がる、あたたかい歌声。ラテンの風が春を運んでくれる。

 

「ペイパー・ムーン」美空ひばり

ペイパー・ムーン

ペイパー・ムーン

  • 美空ひばり
  • ジャズ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

同居人なまこさんのCDを聴くまで、美空ひばりさんがジャズを歌っているとは知らなかった。乾いた声に明るい響き、音の絶妙な「谷」の作り方に気分が高揚する。春の夜、窓越しに外の気配を感じながら聴く「ひばりジャズ」。ラッコの片手には、シュワッとした麦色の飲み物が握られているに違いない。

 

まとめ

ラッコの「春うた」は、春に関する歌ではなく、春を感じられる歌。ようやく温もりを持ったフローリングに寝転がって、目を瞑り、耳を澄ましてみる。鳥の足音、砂利道のトラック、木々のざわめき、ネコの声。そこにはどんな音楽もないけれど、少し活発になった生きものの音が満ちている。

 

窓を開けて、ああ春だなと思う。よく匂いを嗅いでいると、ここが境目というような、季節の「境界香」が匂う日がある。そういえば昨日は、もう冬に戻らない春の匂いがした。次は初夏に移り行く春の匂いがするかもしれない。空気の匂いが変われば、聴きたい曲も変わる。今満開の八重桜もまた、新緑に変わるように。

 

 

なまことラッコの春めいたコラボ作↓↓

www.namako.blue