コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

黒酢と黒豆で作った「酢大豆」はワインレッドの輝き。

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黒豆が好きだ。お酢が好きだ。それなら両方が合わさった食べ物は?「アナと雪の女王」の雪だるまオラフも言っていた。暑い夏と寒い冬を二つ合わせたら「もっといい」と。そう、黒豆と黒酢を合わせた「酢大豆」は、ラッコにとっての「夏冬コンビ」なのである。

 

同居人のなまこさんが酢大豆を作ったのは、ラッコの夏冬コンビを叶えてあげかったからでは勿論ない。黒豆で作った酢大豆が、自分の目の疲れに効きそうだと思ったからだ。そもそも疲労回復や美容効果があると言われる酢大豆。それを黒豆で作れば、ブルーベリーでもお馴染みのアントシアニン効果で、眼精疲労も取れるのでは、と考えたらしい。

 

お酢を黒酢にしたのは、まろやかな味が好みなのと、普通の酢より栄養がありそうだったから、とのこと。きっとどこかで聞いた情報が集まった結果だと思うが、なまこさんは「その方がなんか良さ『そう』でしょう」で材料を選んだようだ。「その方が美味し『そう』だし」とも言われていたので、これは「想像料理」あるいは「そうそう料理」だ。

 

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酢大豆を作るのは意外と簡単らしい。材料は黒酢と乾燥黒豆。まず、軽く洗って水気を切った黒豆をフライパンで炒る。これは香ばしさを出すためで、炒らなくても特に問題はない。一度試した結果、なまこさんは「青臭さのある大豆は別として、黒豆は炒らなくてもいいかも」と言っていた。

 

次に、清潔な容器を準備して黒豆を入れる。黒豆の量は容器の3分の1、多くとも半分以下にしておく。最初に容器一杯まで入れると、酢を吸って膨らんだ黒豆が、おそらくビールの泡が溢れちゃった風になって大惨事である。黒豆の膨張率、油断できない。

 

黒豆を容器に入れたら、一番上の豆が浸るほど黒酢を入れて蓋をする。しばらく経つと酢が減って豆の頭が出てくるので、また浸るほどに黒酢を継ぎ足す。常温で2日間かけて4、5回継ぎ足しを繰り返すと、豆がそれ以上酢を吸わなくなる。その時点で食べられるが、そこから冷蔵庫で数日寝かすと味がなじむ。

 

完成した酢大豆は、黒豆の色が黒酢に移り、豆も酢も鮮やかなワインレッドになる。他の酢大豆は食べたことがないものの、なまこさんが作ってくれた酢大豆の黒豆は、食感がポリポリしていて、梅干しの種の中身(食べたことあります?)に似ていた。黒酢はコクがありつつ爽やかだし、おやつ感覚でつまめて良い感じだ。

 

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完成した酢大豆を入れてご飯を炊いたらどうなるだろう。柔らかい豆ごはんみたいになるのだろうか。そんな疑問を持ったなまこさんが早速試してみた。炊き上がった酢大豆ご飯はキレイな桜色で、食べてみると、本当に桜餅のような香りがして美味しかった。黒豆は予想に反して柔らかくならず、ポリポリの食感のままだった。

 

そこで更に進化形、酢大豆ご飯のチャーハンを作ってみた。うむ、豆は柔らかくならない。もうそこは頑固な豆だということでスルーすることにして、チャーハン自体はとても美味しかった。具は卵、魚肉、白菜、エリンギ、そして胡麻と鰹節。塩コショウと胡麻油で味付けした香ばしチャーハンは、ほんの少し、爽やかなお酢の風味があった。

 

黒豆を浸けた黒酢は、色だけでなく雰囲気までワインビネガーに近いので、ドレッシングやカルパッチョなどに楽しく使えそうだ。白身魚のお刺身に、塩と粗挽き胡椒とオリーブオイル、酢大豆黒酢をかけて。そこには赤と白、どちらのワインを合わせたら良いのか。これはさすがに「二つ合わせたらもっといい」とはオラフ君も言うまい。

 

本日の一品 『 アナと雪の女王 』

とにかく歌が楽しいディズニーのアニメ映画。ラッコが記事内で触れたのは、オラフが歌う「あこがれの夏」の歌詞。オリジナルの英語版と共に、日本語版のオラフ(ピエール瀧さん)の歌声も、のんきで愛らしい。雪の女王たるエルサの城作り(?)シーンは曲も映像も圧巻。切なさと笑いのある、姉妹の物語。

 

「あこがれの夏」日本語版

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