コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

引越しは20分、軽自動車にネコと荷物を載せて。

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車で20分の隣町に、自分たちで引越しをした事がある。今から2年程前の話だ。家財からネコまで、全ての荷物と住人を車に載せて(&乗せて)運んだ。引越し作業の人員はラッコとなまこさんの二人。愛車は軽のワゴンタイプ。これならなんとなくいけそう、となぜ思えたのかは分からないが、無事に運べたのだから今ここに住んでいる。

 

思えば気分転換のような引っ越しだった。ひと所で7年も暮らすと、そろそろ新しい環境で新しい風を感じてみたくなる。引っ越す2、3年前から家を探していたものの、これといった物件になかなか出会えずにいた。「日当たりと風通しが良く、ネコと一緒に暮らせる家」という条件もあったからだろう。もはや見つかれば幸運くらいに思っていた。

 

物件との出会いを諦めかけていたある日、隣町の不動産屋さんから「ご希望に叶いそうな物件があるのですが」と連絡が入った。正直とても驚いた。なにせその不動産屋さんを訪ねたのは1年前に一度きり。こちらも忘れるほどの出来事だ。そんな風来坊のようなお客のことを、未だに気にかけて下さっているとは思いもしなかった。

 

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その時に紹介していただいた物件は2件あった。どちらも一軒家で、家賃はほぼ変わらない。ネコが住めて風通しが良く日も当たる。古い家ながらも手入れのされた優良な物件だった。その時住んでいた家より手狭になる間取りではあったが、物を少なくして暮らしていたし、ネコが遊ぶにも問題はなさそうな広さだった。さて、どうするか。

 

物件に望むことを挙げればキリがない。ここは気に入るがここが気に入らないなんてことがしょっちゅうある。だからラッコは、住む家を決める時は、最終的には「勘」を頼りにする。あれこれと情報を見比べた後、秘技「この家、なんかいいな」の出番である。これで決めて今のところ後悔はないし、あとで気に入らない所が出て来ても「ま、でもなんか気に入った訳だし」で大体OKになる。

 

紹介された2軒の家のうち、やや古くも造りがしっかりした家、つまり今住んでいる家を見た時、ラッコの秘技「なんかいい」が働いた。具体的には、空っぽの家の中を見渡した時、そこをうちのネコたちが駆け回っているイメージが見えた。自分の思った通りの家では全然ないけれど、ここなら住めそうな気がする。なんかいいかも。ラッコはそう思った。

 

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不動産屋さんへの返事は一旦保留にして家に引き上げ、なまこさんと二人で会議をした。ラッコは自分が感じたことを話し、なまこさんからも意見を貰った。「物件に関してはラッコさんの感覚に任せている」と言ってくれたので、ラッコは自分の感覚に従い、ネコたちのイメージが見えた家に移ることを決めた。

 

引っ越そう引っ越そうと、物件と巡り合った時のために家を片付けていたからか、引越しの荷造りはかなりスムーズだった。家を探す数年のうちに、本やCD等の重たいものはほとんど手放していたし、そのおかげで本棚やラック類も撤去できていた。本について言えば、段ボールで25箱分手放した。その他、テーブル、ミシン、布団、服から雑貨まで、使わないものを減らしていた甲斐があった。

 

隣町なら車でなんとか、と思えたのも、この辺の準備があったからからかもしれない。それでも、家を決めてから一ヶ月後、実際に車で荷物を運んでみると、かなりの数と重さがあった。二人で荷台に積み込みながら「モノ多すぎ!重たすぎ!」と思わず叫んだ。それほど多かったものは何か、重かったものは何か。荷物の内訳を簡単に書いてみたいと思う。

 

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家具

ソファ、ローテーブル、テーブル×3、椅子×6、カラーボックス2段×5、ミニ靴箱、ハンガーラック、金属ラック2段×3、食器棚小、書斎机、テーブル

 

電化製品

冷蔵庫、洗濯機、オーブンレンジ、掃除機ミニ、扇風機ミニ、電気ストーブ、PCタブレット、エアコン、トースター、薄型テレビ、DVDレコーダー、たこ焼き器、プリンター、ノートパソコン

 

台所用品

ガスコンロ、フライパン×2、土鍋、雪平鍋×2、深鍋、調理器具、調味料、食器、食材

 

生活雑貨・文房具

布団、タオル、洋服、カーテン、洗剤各種、トイレ用品、工具、糊ハサミ等、カバン類、スーツケース、観葉植物×2、色鉛筆、コピー用紙、ノート、絵具、他画材、DVD

 

ネコグッズ

ネコトイレ×2、ネコタワー×3、ネコ用カラーボックス×1、爪とぎ×2、ミニブランケット×9、ネコベッド×6、食事関連

 

 

以上、ざっくりとこんな感じだろうか。各項目の最後にグレーの文字で書いているものは、現在は家にない物だ。思うに、引っ越してから手放したものを、引っ越す前に手放せていたら、もう少し荷物は軽く、移動も楽だった。「モノ多すぎ!重たすぎ!」と叫んだのは、荷物を載せながら、まだ減らせるものがあると気がついたからだ。

 

画材や紙類、書斎机は、ラッコとなまこさんが物を書いたり絵を描いたりするのに使っていたもの。今はデジタル化したので必要なくなった。電化製品で使わないものは人に譲ったり売ったりした。映像関連もネットで済むようになったので手放すことが出来た。おネコさまグッズは、可愛いネコたちの愛用品なので減らす予定はない。

 

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荷物を運ぶ為に車で往復した回数は、7回位だったと思う。2日に分けて運んで、2日目の方に、ネコと自分たちも引っ越した。たった20分の移動中に、コブさんがまさかの車酔い。やや瞳孔開きめでニャーニャー言っているコブさんに、ちょーっと待ってねー、、と言いながら車を走らせた。2匹共、新しい環境にすぐ慣れてくれたので助かった。

 

自分たちで引越しをしたからこそ、まだ減らせるものがあると気づいた。要るものまで減らす必要はないけれど、たまに持ち物をチェックしながら、もう使わないものや、今必要のないものについては、心に訊きながら片付けておきたいと思う。ラッコの場合、自分で管理しきれないものは面倒くさく感じてしまうからだ。

 

物そのものより物が意識を「うろつく」ことが気になるのかもしれない。ぼーっとしてたいのに、アレどうしようかな、まだ使うかな、とか考えるのが面倒くさい。そういう性格だから、手持ちの総数を少なくしておくことは、自分にとって効果的だと思う。もう一度自分たちで引っ越せるかと言えば、大変なので考えるところだが、自力で引っ越しできる荷物量、というのは、物を増やす時の指針にはなった。何事も適量で。

 

 

なまこさんのモノ減らし記事↓↓

www.namako.blue

 

本日の一品 『 レック 水の激落ちくん 』

引越し=掃除と言っても過言ではない。お世話になった家に、これからお世話になる家に掃除でご挨拶。水の激落ちくんは、界面活性剤を使っていないという事で、ネコたちと暮らすわが家では重宝している。アルカリ電解水で汚れを落とし、除菌と消臭もできる。化学はさっぱりだが、使い勝手の良さは知っている。