コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

春のさきがけ、菜の花を茹でて頂く。

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季節の野菜、春の訪れを知らせる菜の花が母から届いた。無農薬野菜を育てている農家さんから購入したものだという。菜の花というのはアブラナ科の花の総称で、特定の植物を指す訳ではないらしいので、この野菜にも何か名前があるのだろうが分からない。

 

いわゆる菜の花らしく黄色い蕾が付いていて、葉は柔らかくモコモコと縮れている。油揚げと菜の花を一緒に炒めて、すりごまとおダシなんかで味付けすると美味しいよと母は言っていた。なるほどそれも美味しそうでそそられる。

 

今年最初の春の味。さてどう食べようか。やはりまずはシンプルに「茹で」でいこう。茹で上手な同居人のなまこさんに茹でてもらって、旬の素材そのままの味を楽しませてもらうことにしよう。

 

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わが家の茹でマスター、なまこさんに野菜を茹でてもらうと、皆、お風呂に入ったような湯上がりの瑞々しさと、洗いたてのさっぱり感を醸し出す。沸騰したお湯で茹でられたはずなのに、なんだかひと息ついたように気持ちが良さそうなのだ。

 

最後に水でしめるのがまた、サウナ後の水風呂みたいなキュキュッと効果を発揮しているのかもしれない。色鮮やかで適度にハリのある茹で野菜。温かいままでも、冷えても美味しく食べられる。ブロッコリーやアスパラガスやスナップエンドウなんかは、茹でてもらうとどこまでも食べたくなる。

 

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白黒ネコのモッツさんも少しだけ葉物を頂く。緑の葉っぱがとても好きなのだが、アクの強い野菜は下部尿路に差し障るとよろしくないので少しばかり。横の歯でガジガジする姿が可愛らしいなと思いつつあげていると、時々ラッコの手までかじりそうにパクッといくので要注意である。

 

茹で上がった菜の花はやや太めだったので、刻んで軽くドレッシングで和えた。春野菜らしい甘みと苦味が口の中に広がる。蕾の部分は粒々した食感で、葉は意外としっかりしていた。目に眩しい緑色が食卓に並ぶだけで、寒さの中に、春の暖かさと華やかさが紛れ込む。

 

梅が咲き、桃が咲き、黄色い菜の花が咲く。桜はまだ遠いけれど、梅はもうそれほど遠くはないだろう。花を愛でる季節が近づくと、こわばった体も徐々にほぐれていく。寒さもあとしばらくと思えば、残りの冬も、ネコと身を寄せ合い暖など取りながら、寒い寒いと気持ち良く過ごせそうだ。

 

本日の一品 『 ピエトロ ドレッシング 和風しょうゆ 280ml 』

食べもの好きの母からよく貰うドレッシング。玉ねぎや醤油が入っているからか、味は酸味のある和洋風で、それほど濃くないので使いやすい。オイルは多め。個人的には刻んだブラックオリーブが入っているところがポイントが高い。サラダにも冷製パスタにも合う。もちろん茹でた菜の花にも。

 

 

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