コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

なまこ家のネコたち、オモチャとゴミは紙一重。

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ネコのお気に入りが詰まった夢のようなオモチャ箱。ペンキ塗りの木箱にネコたちの顔やイニシャルを描いて、その中には見るも遊ぶも楽しいカラフルなオモチャがたくさん入っていて。。どこかにありそうなイカしたオモチャ箱を想像してみる。はて、うちのオモチャ箱だったかなと、窓辺に置いたネコタワーの1階をふと覗く。

 

なんじゃこりゃ。あまり冴えない灰色の四角の中に、まぁ幾分カラフルではあるが、今すぐにでもゴミに出せそうな謎の品々がゴロゴロと転がっている。これをオモチャと呼ぶか否か。その判断は、我々ニンゲンではなく、愛すべきわが家のネコたちに任されている。

 

なまこ家のネコのオモチャ箱

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箱の中を麗しく整理して、少し近寄って見てみる。明らかにネコのオモチャと分かるものと、明らかにネコのオモチャか分からないもの。前者はニンゲンがネコ用として仕入れたもので、後者はネコによってオモチャに採用されたものだ。我々にどう見えていようと、ネコたちにとっては平等にオモチャであるらしい。

 

一応、これが今の正式なオモチャ箱なのだが、この入れ物を選んだポイントは「縁の低さ」にある。金属ラックのネコタワー1階(地上8cm)に設置しているこの箱は、ネコが首を突っ込んだ時に、縁が邪魔にならない高さになっている。ネコがこちらに背を向けて、一人でオモチャを漁っている姿はなんとも愛らしい。

 

なまこ家のネコのオモチャ

更にもう一歩近づいて、ネコのオモチャと呼ばれるものの正体を明らかにしてみる。写真下の説明も読んでいただくと、元はどこから来た何なのかがお分かりになると思う。

 

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リンゴ みかんが入っていた果物ネットを丸めたもの。

みかん お正月の鏡餅に乗っていたもの。

輪っか ファイルを閉じる文房具のリングを繋いだもの。

タヌ吉 蚕の繭で出来た起き上がりこぼし(タヌキだったもの)

ゴム 髪結び用のゴム。

ボンボン なまこさんの寝間着に付いていた玉飾り(ポンポン)

ヒモ白 段ボールまとめ用のビニール紐を結んだもの。

マジックテープ かつてテレビの配線を束ねていたもの。

ネズミ 小さなネズミのぬいぐるみ。

祝い紐 鏡餅やお祝い袋に付いていた水引

ヒモ黄 段ボールまとめ用のビニール紐を結んだもの(古)

じゃらし ネコじゃらし。ピンクは贈り物に巻いてあったリボン付。

 

そしてネコたちは遊ぶ

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コブさん(茶白)のお気に入りのオモチャは「祝い紐」と「ヒモ」と「輪っか」。流行りがあるにしろ、この三つはずっと飽きずに遊んでいる。箱から自分で持ち出して遊ぶのは大抵このどれか。コブさんはくわえて歩けたり、前足で転がして遊べるものが好きなようだ。同居人のなまこさんが床を滑らせたものを追いかけるのも楽しいらしい。

 

なぜか小さい頃からキラキラした紐が好きで(王子か)、市販の鏡餅なんかを飾ると、中央に巻かれたゴム製の飾り紐をパチン!と一瞬で外し、持ち去って遊び道具にしてしまう。こうなると、毎年正月用に鏡餅を買っているのか、コブさんのオモチャの為に鏡餅を買っているのか微妙な感じになる。

 

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モッツさん(白黒)のお気に入りのオモチャは、以前の記事で書いたように、とにかく「ネズミ」である。詳細はそちらで読んでいただくと良いと思う。一日一回は必ず持ってウロウロするネズミのぬいぐるみ、通称ネズ公。この獲物を超えるものは未だ出てきていない。

 

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この記事の為にオモチャ箱を撮影している最中も、モッツさんは箱からネズミを持ち出し、玄関に転がって遊んでいた。うちは古い家でコンクリートの土間なので、ネコが転がってもいいよう丈夫なシートを敷いて、汚れたら拭き掃除をするようにしている。

 

寒くなると、ネコたちは暖房前やネコベッドに入り浸り、オモチャで遊ぶ回数が目に見えて減る。ただ、冬のさなかでも続けている遊びがある。それが夜寝る前の人間との「じゃらし」遊び(先程のリンク記事に詳細有)。「じゃらし」は、同じものを何度も買い替えているくらい、2匹共に気に入っているオモチャだ。

 

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その他の「りんご」や「ボンボン」や「ゴム」なども、気まぐれに取り出して遊ぶことがあるので、いつも使わないからといってすぐには処分出来ない。大体、捨てようかなと思って手に取ったりすると、それまだ要るからと遊ぶ素振りを見せたりして、ネコもおいそれと手放させてくれないのだ。

 

わが家のネコの場合、気に入るものの多くが「なんでもないもの」で、例えばお菓子の小分け袋を結んだものとか、トイレットペーパーの芯とか、縛ったビニール袋とか、ただの段ボール箱とか。その時限りのオモチャというのも結構あり、そういうものはキリがないし、またすぐ手に入るので、遊び終わったら処分させてもらっている。

 

そしてネコたちは遊び終える

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人が何かしていると手伝いたくなるのがネコの性らしい。段ボールを開ければ飛んで来て、乗ったり中に入ったり、紐を出せば絡みつき、新聞を開けば前足から突っ込み、、動いているもの、目新しいもの、そしてニンゲンの行動に、ネコは敏感に反応する。

 

その割に、飽きるともう窓辺で寝ていたりして、さっきまでの横やりは何だったのかと、こちらを呆れさせ笑わせてくれる。ネコの手も借りたいという諺があるが、起きている間のネコの手は、ネズミを転がしたりゴムを引っ掛けたり物を落としたり、いつも忙しそうで、今のところ空いている様子はない。

 

オモチャに関して付け加えると、わが家のネコたちは、音がカシャカシャ言うもの、軽くて動きが不規則なもの、持ち歩けるサイズのもの、はっきりした色のもの、などを好んでいるように思う。意外とそこら辺にあるもので事足りるのが、お手軽でありがたく、オモチャにおしゃれ感の漂わない理由でもある。が、ネコが楽しいならそれで良しとすることにする。

 

本日の一品 『 越後製菓 丸餅個装入り橙 66g 』

コブさんの好きな水引(祝い紐)の出どころ。この真ん中の紐を早業で外して持って行く。中央のパーツ以外はゴムになっていて、キラキラ感の他に、ゴム素材もお気に入りのポイントだと思われる。プラスチックのミカンも転がして遊ぶ。葉っぱと枝の部分を口でくわえて運ぶことも可。お餅は茹でて食べると滑らかで柔らかくておいしい。