コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

豚バラ肉のコーラ煮の作り方を眺める。

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冷凍庫を覗くと、豚バラ肉のブロックが眠っている。何かに使うだろうと思いつつ、調理法を迷っているうちにしばらく時間が経ってしまった。このまま置いておくのも忍びないのでいよいよ腰を上げ、出来るだけ簡単そうなレシピを動画で探す。

 

豚バラ肉のコーラ煮。お、なんだこれ。言葉だけは聞いたことがあるけど、どうやって作るんだろう。ふむふむ、なるほど、こんな感じか。いいね。パソコンのモニターを眺めていたラッコとなまこさんは、そのシンプルかつ簡単な作り方に頷き合った。

 

それが去年の年末の話だったので、時を経て新年、ようやく普段どおりの生活に戻ったところで、豚肉のコーラ煮を作る運びになった。料理の担当はなまこさん。煮る系や和食系は大体お任せしている。ラッコは眺める担当として、カメラを持って現場に入った。

 

 

 

豚バラ肉のコーラ煮の材料

豚バラ肉のブロック、コーラ、調味料(醤油、生姜の甘酢漬、黒酢、塩コショウ等)、茹で卵。 

 

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もはやうろ覚えの動画レシピでは、豚バラ肉をコーラで煮て、柔らかくなった頃に、醤油や焼き肉のタレで味を付けて完成だった。とにかく最初にコーラで煮れば、後はテキトーに味付けすればいいのだろうと解釈した我々。

 

家に焼き肉のタレもないことだし、なまこさんが作った生姜の甘酢漬けを入れて、お醤油で味を整えれば、甘辛くて美味しい何かにはなるはずと予想して、いつものようにざっくりと料理を開始。とりあえず500gのブロック肉は4等分に。コーラは1.5Lボトルを準備した。

 

豚肉を茹でこぼし、軽く水で洗う。 

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コーラで煮る前に、いったん水で茹でこぼし、豚肉の臭みを取っておいた方が美味しく仕上がるらしい。なまこさんは、先に表面をフライパンで焼く方法と迷いつつも、今回は茹でこぼしで行くことにした。年季の入ったわが家の雪平鍋が頑張ってくれる。

 

豚肉と水を鍋に入れて火にかける。沸騰し、肉の表面の色が変わった頃に引き上げて、流水で軽く洗う。茹でることが目的ではなく、臭みや汚れを取り除くことが目的。同じ鍋でコーラ煮にする場合は、アクや臭いが付かないよう、鍋は一度洗っておく方がベター。

 

鍋に豚肉を入れ、豚肉が漬かるほどコーラを入れる。

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脂が出て縮むことを考慮に入れ、大きめにカットした豚バラ肉を鍋に入れる。そこに、どぼどぼどぼと、お肉がしっかり浸るくらいまでコーラを入れる。うちの場合、500gの豚肉に対し、約800mlのコーラを入れた。これは鍋の形や深さによっても変わりそうだ。

 

鍋にコーラを注ぐと、当たり前だがシュワシュワ~っと炭酸が弾ける。そのシュワシュワの中に浮かぶ豚バラ肉。なんかこういう入浴剤あったよなと、発泡具合を眺めながら思う。豚肉をコーラで煮る意味は、コーラに含まれる炭酸がお肉を柔らかくするかららしい(酵素の働きもあるとか)。

 

沸騰したら、落し蓋をして煮る。

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鍋を火にかけて、コーラが沸騰したら、蓋や落し蓋をして、40分ほど弱火でコトコト煮る。確かレシピ動画の中でも雪平鍋を使っていて、写真上右のような、アルミホイル製の落し蓋を手作りしていた。うっすらとした記憶をたどり、鍋サイズの落し蓋を作って乗せた。

 

落し蓋をすると、味が全体に染みやすくなり、煮汁の蒸発も抑えられるという。コーラ味が染み渡った豚肉。どんな味なのか予測がつかない。食べられる味に仕上がりますようにと、なまこ家の二人は少しそわそわしながら鍋の様子を見ていた。

 

調味料で味付けし、煮詰める。

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上左の鍋が、約40分コーラで煮た豚バラ肉。脂が出たからなのか、豚肉に染みたからなのか、コーラの色がかなり薄くなっている。お肉から出た油の量は本当にすごい。二人とも、脂の多い料理は消化が追い付かないタイプなので、表面に浮いた油の多すぎる分は、スプーンですくって避けることにした。

 

うちの場合、この純粋なコーラ煮に、調味料として適量の醤油と、生姜の甘酢漬けと黒酢と塩コショウ、ただの好みで茹で卵を加えて、弱火で約30分煮込んだ。今度は蓋をせず、水分もそのまま飛ばしていく感じで煮詰める。ちなみに純粋コーラ煮汁の味は、薄くて甘いコーラ味。あの独特の辛味ゆえか、どこか薬膳っぽくもある。あとはもう自分を信じて味付けするしかない。

 

豚肉を取り出し、煮汁を煮詰める。

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調味料を入れた汁で、味が染みたかなという所まで煮詰めたら、しばらく冷ました後、豚肉を取り出す。煮汁は濃い方が良かったので更に煮詰めた。コーラで40分、調味料入りで30分、計70分煮込んだ豚肉の硬さはいかに。箸が刺さるか確かめる。うん、刺さらない。けれど切った豚肉はふるふるで、とてもジューシーな仕上がりだった。

 

以前なまこさんは、圧力鍋で豚の角煮を作った。その時の肉質は、柔らかいもののパサついていて、その出来上がりに「うーん、、」と唸っていらした。今回のコーラ煮は、角煮ほど柔らかくはなくても、そのジューシーさで、角煮の出来を上回るものだった。手早さと美味しさ、適材適所ということか。

 

豚肉のコーラ煮を食する。

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夕飯の一品としてテーブルに並んだコーラ煮。ご飯と味噌汁を合わせて和の雰囲気でいただく。最近わが家では白味噌が流行っていて、この日は、蕪と豆腐とかいわれの、白味噌のお味噌汁だった。味噌汁用のかいわれがコーラ煮の彩りになったことは言うまでもない。

 

さて、いただきます。おぉ、この豚肉、やはり薬膳っぽい味がする。コーラの風味が、角煮における八角のような役割をしていて面白い。コーラと醤油は色だけでなく味も合うらしい。優しい甘辛さのジューシー焼き豚みたいな感じだ。生姜は家に生がなくて甘酢漬け(ついでに黒酢)を入れてみたのだが、その酢もサッパリした味で上手く効いていた。

 

なんだ、ちゃんと美味しく出来ているじゃないか。

 

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そうして心ゆくまでコーラ煮を楽しんだ二人は、食後に爽やかなフルーツを頂いた。脂の多い食事の後は、柑橘などのスッキリしたものが食べたくなる。写真の柑橘は、なまこさんが知り合いから貰ったもので名前は分からない。果肉のしっかりした瑞々しい果物で、お肉料理の後にはぴったりだった。

 

まとめ

コーラでお肉を煮る。面白い料理だった。今回の煮込み時間では、角煮のようにトロトロにはならなかったが、きっと上手に長く煮込めば、もっと柔らかくなるのだと思う。お肉の臭み消しになるという葱も、家にあれば入れたいものだった。前々から一度は試してみたいと思っていたコーラ煮。またひとつ、夢が叶った。

 

本日の一品 『 コカ・コーラ ペットボトル 1.5L 』

料理用に買ったコーラが結構余ったので、翌日の夕食時に出して飲んだ。最近は飲むなら麦汁ばかりのラッコ、久方ぶりのコーラだった。メインが焼きそばだったこともあって、夜店気分の晩ご飯。たまには甘い炭酸も楽しい。コカ・コーラといえば瓶。あのフォルムとフォントが、なんともノスタルジック。

 

 

コーラ煮の煮汁でコーララーメンを作る↓↓

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