コンブにラッコ。

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【静岡土産】清水もつカレー、特撰まぐろオリーブ油漬、地のり。

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缶詰は保存がきく。それゆえに、つい先延ばしになっていた静岡土産の試食会。同居人のなまこさんが静岡に行ったのが11月だから、この缶詰たちは1ヶ月以上、うちの戸棚で時を待っていたことになる。少し間は空いたものの、先月の記事「【静岡土産】桜えびせんべい、うなぎおこげせんべい。」に続いて、静岡のお土産、缶詰編を書きたいと思う。

 

清水もつカレー(缶詰・はごろも)

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清水もつカレー。どうやら、清水という土地の、豚のモツの、カレー煮込みであるらしい。ラッコにとって、静岡県の清水といえば、漫画「ちびまる子ちゃん」の舞台という印象。いわゆるご当地グルメに「もつカレー」があることも、むしろ「もつカレー」という料理が存在することも今まで知らなかった。

 

缶詰の側面に書かれた説明によれば、清水もつカレーの歴史は、昭和25年、杉本金重さんという方の考案で始まったらしい。洋食屋仕込みのカレーと名古屋の土手煮をヒントにして出来た、串刺しの豚モツのカレー煮込みであるという。

 

このもつカレー缶自体は、上の写真にも映っている「清水もつカレー総合研究所」と「はごろもフーズ」が連携し、清水の居酒屋の定番メニューを、缶詰タイプで製品化したもののようだ。総合研究所まであるのだから、もつカレーは、現地で愛されている料理なのだろう。

 

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ご当地グルメへの見聞を広めたところで、さて中身はどんなものかと缶を開ける。プルタブの付いたイージーオープン缶は、缶切り要らず。きれいに開いた円の中には、、モツ、モツ、モツ。すごい。カレーの中にゴロゴロとモツだけが入っている。カレーに少し浮かんでいるものかと思いきや、これはモツが主役の「もつ缶」だったのだ。

 

上右の写真は、缶(170g)の半量。二人で分けて食べても、モツの量は結構ある。ちなみにこの日、わが家は赤飯だったので、カレーをご飯にかけたりはせず、器に移してレンジで温めるにとどめた。まぁ、もつ煮込みだとすると、元々ライスにオンせずとも成立する料理なのかもしれない。

 

実際、お味も塩がきいていて、お酒のお供に、おつまみとして食べるのに丁度良いものだった。カレー味だけれど、辛さは強くない。だしの味がするからか、どことなく和の雰囲気もある。ラッコは、モツに臭みがないことに驚いた。食感はありながら、柔らかくて味がしみているところが居酒屋っぽく、親しみの持てる味だった。

 

 

 

特撰まぐろオリーブ油漬(缶詰・由比缶詰所)

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一見、輸入物のような、このちょっと洋風のツナ缶は、静岡県中部の由比という土地で作られている日本の缶詰らしい。由比缶詰所のウェブサイトによると、新鮮な「夏びん長まぐろ」の、ホワイトミートと呼ばれる上質な部位が原料になっているという。オリーブオイルに漬けたマグロの缶詰を、半年以上寝かせて、油となじませ、熟成させるのだそうだ。

 

ラッコはオリーブオイルが大好きなので、開ける前から、オリーブ油漬けのツナ缶とはどんなものだろうと楽しみにしていた。缶のフタは、もつカレー同様、プルタブ式。グググと引き開けると、中にはたっぷりのオイルと、缶ジャストサイズのマグロが。これ、どうやって取り出すんだろう。。

 

カッ!とひっくり返してプリンのように出す、という芸当は持ち合わせていなかったため、お箸で少しずつ取り出すことにした。実はこのツナ缶、細かくほぐしたフレークタイプもあるらしいのだが、このブロックタイプ(ファンシーという名だそうだ)も、食べ応えがあり、好きな形にできて良い気がする。

 

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お皿に移してみると、ホワイトミートと呼ばれるだけあって、ツナの色は明るくてきれいだった。油の色も、オリーブオイルらしい緑がかった感じ。そのままでも十分おいしそうに見えたので、素材を味わうべく、軽い調味料として、ミックスペッパー、七味、ハーブソルトを用意した。

 

オイルに漬かっていたマグロの身は、パサつきもなく、しっとりと楽しめた。すでに程よい塩味が付いていて、意外に調味料はほとんど使わず、2人で1缶をあっさり平らげてしまった。身の味は上品でとても良かった。オイルを絡めながら食べてもベタつかないのは、オリーブオイルだからだろうか。

 

個人的には、そのまま食べる用として、家に常備したいツナ缶だった。冷暗所にストックしておけば、食べたい時にいつでも食べられるのが缶詰のありがたい所。今日はおかずが無いなという日に台所下を覗いて、このツナ缶を見つけたら嬉しい。が、買ったらすぐに食べて、ストックにならなかったりして。

 

 

 

由比缶詰所 | 商品案内 特撰まぐろオリーブ油漬

 

地のり(乾のり・片山)

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こちらは、なまこさんのご両親から頂いた静岡土産、地のり。家族イベントにつき、なまこさんと同じタイミングで静岡に行かれていたのだ。海産物に目利きのお母さまチョイスの乾燥のり、美味しくない訳がない。

 

製造者は、創業明治十年の老舗海苔屋である、株式会社 片山。公式サイトに地のりは載っていなかったが、袋の裏に説明があった。それによると、地のりは焼海苔と同じ原藻を使用しているそうだ。その原藻を特殊な製法で加工するため、旨味成分をそのまま残すことが出来るとのこと。乾のりとしておつまみにしてもいいし、お茶漬け、うどん、そば、おにぎり、納豆、酢の物、お味噌汁にも合うと書かれていた。

 

乾のりで食べれば、ほのかに海の匂いがする香ばしい焼海苔。お味噌汁に入れると、細切れの地のりが海藻のように広がって、味噌汁に海苔そのものの風味を与えてくれる。汁物に入れても崩れないし、柔らかいので、スープの具材として便利で美味しい。乾燥地のりが好きなのが、白黒ネコのモッツさん。袋を開けるたび、足早に登場しては、静岡土産をしっかり楽しんでおられる。

 

まとめ

桜えび、うなぎ、海産物、もつカレー。ラッコにとって未知の土地である静岡県に、 お土産を通して少し近づくことが出来た。名産品についてネットで調べると、その品が作られる(獲れる)場所の気候、地形、歴史、人の思いなど、へぇと言うような情報まで一緒に知ることになり面白くもある。

 

海外に行った時に、その国のコンニチワを知っていると、その国に一歩近づけるように、まだ見ぬ土地の食を少しでも知っていると、訪れた時にまた一歩近づける気がする。ラッコは忘れっぽいので覚えておけるかはナゾだが、きっとその土地に行けば、ああそうだったと思い出すに違いない。

 

 

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