コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

今のうちに振り返っておく、2017年のお正月。

2017年も終わろうとしているこの時に、なぜか今年のお正月を、写真で振り返ってみようと思った。なまこ家では、正式な「お正月」はしないものの、毎年、なんとなく揃えた「正月らしき品々」で、年の初めの雰囲気、お正月気分を楽しんでいる。

 

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おせちは漢字で書くと「御節」なのだそうだ。一年の節目に頂く料理。田作りは豊作、栗きんとんは繁栄など、一品一品に意味があり、良い一年であるようにと願いが込められているらしい。今年も師走、そろそろ、おせちの用意を始めなくては。

 

とはいえ、うちのおせちは基本、頂きものと出来合いによって成り立っている。ラッコは、新年を祝う気持ちとお正月気分があれば満足なので、何かそれらしきものが元旦のテーブルに並んでいれば、もう幸せ一杯で一年を始めることができる。

 

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なまこさんのご両親が、いつも年末に送って下さる、家でついたお餅。冬を彩る食べ物として、こんなに尊いものはない。元日には、なまこさんがシンプルなお雑煮を準備してくれる。透明な出し汁に沈む銀杏、かまぼこ、お餅。トッピングのカイワレと白髪ねぎがシャッキリした食感を生んで、温かくも新鮮な味わいになる。

 

お正月料理は作り置きが多いので、やや冷たい食べ物が主になるが、お雑煮的なものがあると、ホッと一息、心が温まる。子供の頃は和食が苦手だったラッコも、今はDNAの独り歩きか、出し汁大好きっ子さんになった。おせちも好きではなかったのに、最近は正月にあってほしいものになってきている。ようやく日本を楽しめるお年頃になったというところか。

 

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正月といえば、お屠蘇(とそ)だろう。漢方薬に使われる生薬をブレンドした「屠蘇散」を、酒やみりんに漬け込んだものがお屠蘇。邪気を払い、健康に過ごせることを祈って、年の初めに飲むものらしい。

 

なまこ家でも一度、ドラッグストアで売られていた屠蘇散を使って、お屠蘇を作ってみたことがある。ティーバッグに入った生薬を一晩お酒に漬けるだけで出来る簡単キット。分かっていたけれど、正月らしく、漢方らしい、不思議なお味。

 

うん、これは、普通に日本酒でもいいね。味の好みを優先した我々二人は、それ以来、ただの日本酒で乾杯することになった。写真の盃は、数年前に骨董市で見つけたもの。あちこち消えかけてはいるが、金魚柄が愛らしくて気に入っている。

 

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この時季になると世に出回る、正月向けの日本酒の数々。2017年は、縁起の良さそうなパッケージと、金箔入という見た目の華やかさに惹かれて、上の写真の「月桂冠 金の七福神めぐり」を選んだ。盃に注いだ時にも、金箔の水の中を金魚が泳いでいるようで、雅な感じがして良かった。

 

手前にあるのは鏡餅。酉年だからヒヨコが乗っていたのだろう。ぴよっと殻から出た姿が何だか笑える。日本酒の七福神たちと共に、このヒヨコが、なまこ家の新年を明るくしてくれた。一年経った今も、ヒヨコはうちのテーブルヤシの下で元気に暮らしている。

 

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迎春と書かれた飾りの横で、扇子を広げるネコが一匹。その隣には雪だるま。どこか妙な取り合わせになっているのは、バラバラに集めた冬グッズ(と思われるもの)を、まさかの植木鉢の中でひとつにしたせいだろう。あり合わせ感と工夫の跡が滲み出た、ラッコオリジナルの正月飾り。2018年もまた出動を予定している。

 

一日一日と過ぎてゆくようで、あっという間に一年が経ち、2017年も残すところ半月ばかりになった。そういえば昨年は、年末ぎりぎりに買い出しに行ったら、人の波と勢いにすっかり押されてしまった。今年は早めに動いておこう。ネコたちのおせちは、やはりイリコか、なまり節か。

 

 

2018年のお正月はこちら↓↓

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本日の一品 『 五木 もっちり鴨だしそば 2人前 228g 』

年越しそばは、ここ2年連続して、五木の鴨だしそばを頂いている。鴨の香ばしいダシに、海老天や鴨肉やネギを乗せて、ちょっと贅沢に食べる。乾麺なので、もし食べなかった時にも保存がきく。深々と冷える年の瀬に、熱燗を添えて、シメの一杯。