コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

同じ寝床を使った、ネコの七変化。

nekobed1

 

しばらく前に、ネコベッドをひとつ、新調した。昨日の記事で触れたトライアルのネコベッドとはまた別のものだ。四角い形の大きめサイズで、生成りの生地に、かわいい葉っぱの柄がついている。少し早いが、ネコの寝床の冬支度である。

 

ベッドの素材や形は「寝る子」のネコにとって重要なので、使ってくれるか少し心配したが、買って来た夜には、茶白ネコのコブさんが入って寝てくれた。ベッドの盛り上がった縁が、アゴやアタマを置くのにちょうどいいらしい。

 

nekobed2

 

白黒ネコのモッツさんも、2日と経たず、使ってくれるようになった。モッツさんは体が小さいので、毛布がある方が都合が良いらしい。モチモチふにゃふにゃのネコボディを、ふわっとした毛布に横たえている姿は、ため息が出るほど愛らしい。

 

ラッコも、小さくなって一緒に入れたらいいのにと、よくホンキで思っている。秋冬の夜は布団に来てくれるネコたちだが、モッツさんはなまこさんとペアなので、あのモチモチに埋もれて寝る栄誉は、残念ながらラッコには与えられていない。

 

nekobed3

 

そんなことを言ったら、ラッコの冬の相棒であるコブさんに叱られそうだ。見よ、このロングボディを、と言わんばかりのビッグサイズなコブさん。抱っこすると、小トラを肩に担いでいる感じになる。その上、担ぐとなぜかラッコの肩をかじる。なまこさんの肩はかじらないので、なにかコブさんなりの理由があるのだろう。人の頭では、その崇高な意図は測り知れない。

 

つい最近インスタグラムで知ったのが、ネコがお腹を上にして、仰向けで寝るのを「ヘソ天」と言うことだ。決してヘソの天ぷらではない。調べてはいないが、ヘソを天に向けて寝るから「ヘソ天」だと勝手に理解している。うちのネコたちは、暑い時期にしかヘソ天をしないので、夏限定のタグということになりそうだ。

 

nekobed4

 

こちら、モッツさんのヘソ天。おへそはどこなんだい?と聞きたくなる毛の密集度。(本人のあずかり知らぬところでラッコが思っている)モッツさんのチャームポイントは、白黒の「黒」を生かした「前髪」だ。右側だけ前髪を下ろしているみたいで、とてもオシャレに見える。

 

なまこさん的に言えば「お帽子小帽子」をかぶっていることになる。どちらの表現でもモッツさんの可愛さを表現できるので、どちらでも良し!と、頷いているネコバカなラッコをお許し頂きたい。ネコと暮らす人は皆、ネコに甘々に違いない。インスタの写真や文章でも、皆さん、ネコ愛がダダ漏れである。

 

nekobed5

 

この四角いネコベッド、人気が過ぎて、たまに2匹で取り合いになる。一緒に寝るというアイディアはあまり生まれてこないらしく、大体は揉み合い舐め合いの末に、どちらか一方が寝床を獲得して終わる。お二人さん、寝床は他にもたくさん用意してありますよ。

 

推測するに、このベッドの置き場所は、居間にある高いテーブルの上。見晴らしが良いのと、いつも人が居る部屋にあるのとで、ネコにとって都合が良いのではなかろうか。試しに置いただけなのに、テーブルの半分を占めているのに、今や場所を変えることができない。

 

nekobed6

 

ごくまれに、両方ともが譲らない場合、このように2匹で乗ってみることがある。本当にめったにないので、こちらは秘蔵写真だ。(上)左の写真、なんとか横に座らせてもらおうと頑張っているモッツさんの表情と、対するコブさんの余裕ぶりが笑える。

 

と思ったら、やっぱり小さく揉み合いになりました、が右の写真。どうするコブさん、どうするモッツさん。この静かな戦いをカメラ越しに見守るラッコ。カメラ、とは言っても、この iPhone X の時代に、いまだ iPhone 5 のカメラを愛用しているのだが。

 

nekobed7

 

まさかの決着、奇跡の瞬間をご覧あれ。ネコベッドを一緒に使うという快挙を成し遂げた2匹。全然目を合わせていない。二人でこっちを向いてれば気にならないよね。そんな乗り方である。結局この夜は、そのまま1時間ほど一緒に寝ていた。ラッコは記録に残すべく、脇を締めて息を止めてシャッターを切った。

 

コブさんとモッツさんが共に暮らすようになって約2年半。モッツさんが後に来て、コブさんは2日目で快く受け入れてくれた。プロレスして走り合って毛づくろいし合う、仲良しの二人の関係は、意外と現在進行形で進化しているのかもしれない。ネコたちが、ネコベッドで団子になって寝る。そんな日が来たら、カツオのなまり節でお祝いをしよう。

 

本日の一品 『 カツオのなまり節 ~生かつお節~ 』

なまこ家のネコ2匹は、カツオのなまり節がとても好きだ。ラッコの母が時々持って来てくれるものなので、メーカーがはっきり分からなかった。ラッコの舌からすると、なまり節は、かつお節のごく柔らかい版といった感じの食べもの。特にネコ用ではないので、もちろんヒトも、美味しく頂ける。