コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

カエルが鳴いたらネコが寝る

kaeru

 

家のとなりに田んぼがある。前に住んだ家のとなりにも田んぼがあった。田んぼに恵まれるということは、カエルに恵まれるということだ。くるりと目の開いた、緑色のアマガエル。玄関先で日差しをしのいだり、同じく緑色のうちの車に、保護色とばかりにくっついていたりする。

 

毎年田んぼに水が張られると、当たり前のようにゲコゲコ鳴き始めるのだが、その音から察するカエルの総数には本当に驚かされる。深々とした夜の闇から生命が返り咲いたように、田んぼ一面の、カエルの大合唱なのである。

 

ところで、この合唱には時おり休憩が入るのをご存知だろうか。さして何かが起こった様子もないのに、あれだけの大合唱がフッと止む。やはり声を合わせて鳴いていたのかと思わせるほど、一斉にフッと途切れてしまうのだ。そしてまたしばらくすると、ダレかのひとゲコリをきっかけに、田んぼ中の大騒ぎに舞い戻る。

 

窓を開けている時など、そのあまりにも顕著な空白に、こちらもふと手を止めて振り返っている。立ち上がり闇に目を凝らしても、結局のところ、ワタシには違いが分からない。天使が通る、という言葉がしっくりくる現象のように思える。カエルに訊いたら、ちょっと疲れたもので、なんて言われるかもしれないが。

 

季節を教えてくれる生きものは、カエル以外にもたくさんいる。ラッコの家の周辺で言えば、蝶々だったりセミだったり、渡り鳥やアシナガバチ、トンボにアリまで、親しみ深い日本の風景の住人たちなのだが、もう一歩身近な所で、これでもかと季節を主張する存在がいる。それは、そう、わが家のネコたちである。

 

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ネコは寝る子。そんな一説にたがわず、うちのネコたちは日々コロリコロリと転がっている。ラッコも歩けばネコに当たるの雰囲気で、二匹しかいないネコがあちらこちらに転がっている。この、とてもネコらしい二匹の寝姿を見ていれば、今が大体どんな季節なのか見当がつく。

 

春はこじんまり、夏は大胆に、秋はつつましく、冬はぎゅうぎゅうに。冬はネコ同士でなく、人間とネコがぎゅうぎゅうになる。布団の取り合いというか、暖の取り合いというか、身を寄せて眠ればぬくかろうの、山小屋チックな発想なのだ。

 

季節感は毛にも現れる。冬にモコモコ着込んで、夏は脱ぎ捨て。いさぎよいが、拾うのはこちらであり、ブラシ、コロコロ、フローリングワイパーが、なまこ家の必需品となっている。かわいいネコたちにイチャモンをつける訳ではないが、キミたちの専属スタイリストが手にした高級ブラシに、ネコパンチをお見舞いするのはやめておくれ。ワタシはキミたちの涼しい夏を応援しているのだよ。決して掃除の手間を減らしたいのではないのだから。

 

カエルからネコまで話が飛躍したものの、ラッコの四季にはどちらも欠かせない身近な存在である。田舎に住むまでは、カエルとの付き合いはなかった。迷いネコとの出会いもなかった。人間との出会いは減ったが、おかげで自然との出会いが増えた。心の風通しが良くなって、ゆったりとした気分で歩けるようになった。

 

見える世界が違う。小さな変化に気づく。季節の変わり目にも気づく。このまま行くと、いつか田んぼを通る天使の姿にも、気づける時が来るのだろうか。

 

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ファーミネーター 小型猫 S 短毛種用 【正規代理店品】

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肌をいたわって優しく梳く。ネコの毛はよく、しっぽの辺りに溜まっているので、うちではそれをシッポダマリと呼んでいる。

 

本日のもう一品 『 シンカ シリコンブラシ トレルンダ君 猫用 短毛 』

シンカ シリコンブラシ トレルンダ君 猫用 短毛

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手で撫でるようにブラッシングできる。トレルンダ君て名前だったのか、キミは。