コンブにラッコ。

今日も波間から 世界を眺める 

落花生を食べる

peanuts

 

長らくナッツ(木の実)だと思っていたものが、マメ科の野菜だと知った時の衝撃は大きい。いや、どこかで知ってはいたのだ。アレが何となく畑で採れるものだということを。引き抜いたらナッツ!というようなものだったことを。

 

つまりこれはイメージの問題だ。世に出回っているミックスナッツに、こっそり紛れているような気にさえさせる落花生の出で立ち。くるみ、アーモンド、マカダミアナッツ、カシューナッツ、で、ピーナッツでしょ、と言いたくなるポリポリ感。土の中から出て来たアノ人が、どこをどうしたらナッツに仕上がったのか、ラッコには全くもってナゾである。

 

ピーナッツって言うじゃない。だからたぶんナッツでしょ。こんな単純思考が、いつかどこかで見たであろう、土の中から落花生さまを引き抜く映像を凌駕してしまう。(この)ラッコの思考なんてこんなもんである。どうも思考そのものが横着しているのだ。

 

考えなくてもいいことを考えすぎたり、考えるべきところを素通りしたり、その結果、ナッツなら木の実♪と、1+1的に答えを導き出して満足している。そしていざ、今日はピーナッツについて書いてみよう、と思い立ったその日に、まてまて、ピーナッツって何だったっけ、、マメ?え、野菜?あ、そうだよね、確か畑で採れますものね、と、過去の情報とネット検索の力を借りて思い出す訳である。

 

てへへと言いたいところだが、頭の中にまだほんの少し疑念が残る。落花生は本当に土の中で育つのか?テレビで見たような気がする。ネットにもそう書いてあった。殻には土がついているように思える。でも自分のこの目ではまだ見ていない。今のワタシにあるのは情報で、実感ではない。

 

そこでまたもやネットを訪ねて動画を検索する。うん、確かにマメ科の葉っぱの下、土の中から落花生。先ほどの自分よりはかなり確信が持てる。おそらく、けっこうな確率で、落花生は土の中から採れるマメ科の野菜なのだろう。まだ実感はないのだが。

 

peanut-field

 

情報が氾濫し、思考が横着する今日この頃、時折自分が「知っているようなこと」をチェックする必要が出てくる。こうして紙に書いて(下書きは紙)、大胆にキタナイ字を読み返してみると、ピーナッツのことさえ何も知らないのだから、ワタシは本当に何も知らないのだな、と、益々この世界に対しての不思議さを深める結果になり、一人うんうんと頷く。これで良いのだ。何も知らなくても良いのだ。何も知らなくてもワタシは生きている。それが一番の不思議なのだ。

 

夜が来て、晩ごはんを終えて、パリッと豆をむく。落花生は豆なのだと思いながら豆をむく。でももう次の瞬間には忘れてしまう。後はひたすら豆をむく、食べる、豆をむく、食べる。豆の殻がうず高く積まれる。食べすぎないよう準備した小さな器の中に。こんもり積まれた頃にはまた思う。ナッツとどう違うんだろうな。どちらにしても美味しいな。ワタシはナッツも豆も好きだ。茹でた落花生は、少し豆っぽくあるかもしれない。どちらにしても美味しいな。

 

こうして夜は更け、豆がらは流し台へ運ばれる。ピーナッツの殻には消臭効果があるというので、生ゴミと一緒に片づけられる。殻にあいた無数の穴に秘密があるらしいが、個人的には香ばしいからだろうということで納得している。これもまた立派な思考の横着である。

 

本日の一品 『 I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE 』

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ピーナッツつながりでスヌーピー。チャーリー・ブラウンは優しいお兄さんだ。映像がフワフワしていてかわいい。